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むさしの便り、時々さぬき。

ブログ開設から16年目に入り、現在は、愛する猫たちとの日々


by birdhead_2000

靴を磨く

今日の午後は、青山ベルルッティ本店(靴屋さん)にて、
「シャンパンとパティーヌの集い」という、イベントがありました。
私も顧客の端くれということで、お招きをいただき、行ってきました。

この集い、元々は現当主(4代目)マダム・オルガ・ベルルッティを囲む会から始まったもので、
日本では本来の集いよりは、カジュアルな感じで催されているみたいです。

何はともあれ、シャンパンを頂きながら靴を磨く、というセレブ?なイベント。
私なぞが参加するのは場違いではなかろうか?と思っていたのですが、行ってみると意外に
カジュアルなノリ。
ものすごく高そうな洋服で、おしゃれに決めた人たちが集まるものかと思っていたら、割と普通
の服装の方が多かったです。
(なかには、モデルさんかな?とか、業界人だろうな~といった風情の方もいらっしゃいました)

で、何をするのかというと、ひたすら靴の磨き方の技術を教わり、自分の靴を磨くという内容。
シャンパンはもちろん飲むのですが、靴を磨いた最後の仕上げにシャンパンで艶を出すため
に使うというわけです。(なんかそれも贅沢な。。。)

私も毎週、靴の手入れは欠かさなかったのですが、さすがプロに教わると違いますね。
磨き終えた靴の光沢が違いました。
自分のやり方がいかに自己流で、いまいちであったことを実感しました。
やっぱり一度はプロに教わってみるもんですね~。

現当主マダム・オルガの言葉、「靴を磨きなさい そして自分を磨きなさい」
その言葉の意味について、いまいち良く分ってはいないのですが、
靴を磨くにも、色々な知識や技術が必要で、それらをちゃんと学び実践することと、その労を
惜しまないこと、ひいてはそれらが自分自身を律し、磨くことにもなるのでしょうかね?
残念ながら、まだその辺の深いところが実感できるほどには人間ができておりません。

さて明日から靴を磨く際には、教わった技術を実践してみますか。
もちろんさすがにシャンパンでは磨きません(笑)
Commented by Dan at 2006-10-22 21:17 x
サラリーマン時代に、靴磨きはオークラ(だったかな?)の磨き職人に磨かせて・・・みたいな上司がいましたが、やってみると面白いものなんですね。とりさんのこれまでとどの辺りに差があるのか全く想像はつかないのですが、最後にシャンパンで磨くとは。なんでも磨くのはいい事ですね。新庄のグローブが直して直して入団した頃から使っているくらいのものだとか、イチローの道具に対するこだわりとか、一流から学ぶ点は多いというようなことと共通点があるのかも知れませんね。
Commented by birdhead_2000 at 2006-10-22 23:04
オークラの靴磨きは有名ですね。私の友人でもあそこに靴磨きに出す人がいます。
ただ、私は自分が身に着けるものは自分で手入れすべき、という考えなので、あまりそういうものを活用しようとは思わないのです。
自らの使う道具に対するこだわりはちゃんと持ちたいものですね。
モノを大事にするところから、真の精神的な豊かさを持つことができるという気がしますよ。
Commented by まゆみ at 2006-10-23 02:33 x
ふ、深いですねぇ〜。
しかも、何だかハイソサエティーな週末で。。。
私は、「靴磨き」と言うと、空港の靴磨きしか浮かびません。
新聞を読みながら、靴を磨いて貰うなんて優雅だなぁ〜と思いつつ。
私も「道具箱」にキウィの靴磨きセットを常備してはいますが、最近、登場してません。。。
最近、ここでの安い靴に慣れてしまった自分を再認識。。。
Commented by birdhead_2000 at 2006-10-24 00:22
男性にとっての靴と女性にとっての靴は少々違いますよね。
女性はそのときの流行のファッションに合わせて靴を選びますし、男性ほど長くは履かないですよね。
男性の場合はちゃんとした靴を購入して20年以上履いたりしますから。
(そういう使い方のできる人は)

いい物を買って、ちゃんと手入れしながら長く使う、そうすれば安いものを使い捨てるよりも心豊かに過ごせる、そういうのが理想ですね~。
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by birdhead_2000 | 2006-10-21 23:58 | ファッション | Trackback | Comments(4)